インドネシアでは、12月16日~31日の期間に輸出される粗パーム油(CPO)製品に対するパーム油プランテーション基金管理庁の課税は、1tあたり90ドルとなった。

 インドネシアでは、12月16日~31日の期間に輸出される粗パーム油(CPO)製品に対するパーム油プランテーション基金管理庁の課税は財務大臣規則番号No.154/PMK.05/2022の添付文書Bにより、1トンあたり90ドルとなった。パーム油プランテーション基金管理庁の課税は、12月1日~15日の期間の1トンあたり85ドルと比べて5ドル上昇した。

 インドネシア商業省外国貿易局長Budi Santosoは12月16日、「現在、CPO輸出基準価格は上昇しており、1tあたり680ドルの水準から離れつつあります。インドネシア政府は、12月16日~31日の期間に輸出されるCPOに対して、1トンあたり90ドルのパーム油プランテーション基金の課税を課します」と発表した。

 CPOに対する輸出税は1トンあたり52ドル、パーム油プランテーション基金の課税は1トンあたり90ドルであるため、1トンあたり合計142ドルとなる。12月1日~15日の期間の1トンあたり合計118ドルに比べて24ドル(20%)上昇した。

出典:InfoSAWIT 12月17日付