インドネシアでは、オークションで粗パーム油(CPO)を販売するPT. Kharisma Pemasaran Bersama Nusantara(KPBN)において、12月12日のCPO入札価格は前日比389ルピア下落し、1kg当たり11,455ルピアとなった。

 オークションで粗パーム油(CPO)を販売するPT. Kharisma Pemasaran Bersama Nusantara(KPBN)の情報によると、ベラワンとドゥマイのCPO入札価格は11,455ルピアとなった。タランドゥクのCPO入札価格は11,255ルピア (WD)、最高入札価格は11,030ルピアとなった。西カリマンタンのCPO入札価格は11,105ルピア(WD)、最高入札価格は10,825ルピアとなった(以上、1kg当たり)。

 CPO入札価格が下落したのは、インドネシアのパーム油在庫が通常に戻り、パーム油の原料となるアブラヤシの収穫のピークシーズンに入り始めたためと考えられている。一方、マレーシア証券取引所デリバティブ部門では、12月12日のパーム油価格は、12月1~10日のマレーシアのパーム油の輸出が好調であるデータが示されているにもかかわらず、他の植物油の価格の下落を受けて下落した。

 KPBNの情報によると、12月12日のCPO入札価格は以下の通り。1kg当たりの入札価格であり、付加価値税を除く。

粗パーム油(CPO)入札価格

ベラワンとドゥマイ:11.455ルピア-MM,IBP
タランドゥク:11,255ルピア(WD)、最高入札価格11,030ルピアWNI
西カリマンタン:11,105ルピア(WD) 、最高入札価格10,825ルピア-EUP

出典:InfoSAWIT 12月12日付