インドネシアでは、パーム油のバイオディーゼル開発が全国規模で行われている。軽油に30%のバイオディーゼルを混合した「B30」義務化計画も実施されている。
バイオディーゼルの流通を促進
インドネシア・エネルギー鉱物資源省(MEMR)新再生可能エネルギーおよび省エネルギー総局 (NREEC) によると、9 月の第 2 週までに、インドネシアのパーム油由来のバイオディーゼルは 703 万kl、つまり以前に設定された総割り当て量1,100 万klの 63.7% に達したという。
Edi Wibowo・インドネシア・エネルギー鉱物資源省(MEMR)新再生可能エネルギーおよびエネルギー変換総局長は、軽油にバイオディーゼルを30%混合した「B30」義務化政策を2021 年に実施したことにより、パーム油由来のバイオディーゼル約 930 万キロリットルが流通したと語った。「660億ルピアの外貨が節約されました」(Edi Wibowo局長)。
Edi Wibowo局長はまた、パーム油のバイオディーゼル産業は 100 万人以上の雇用を生み出し、CO2 換算で 2,460 万トンの温室効果ガスの排出を削減したと語った。
出典:InfoSAWIT ENGLISH 10月5日