インドネシアでは、9月16日~30日の粗パーム油(CPO)の輸出税(OF)を決定するCPO基準価格は、1tあたり846.32ドル(9月1日~15日比▲8.96%)となった。インドネシア政府は9月16日~30日に輸出されるCPOに対する輸出税を1tあたり52ドルにすることを発表した。
インドネシアでは、9月16日~30日の粗パーム油(CPO)の輸出税(OF)を決定するCPO基準価格は、1tあたり846.32ドルとなった。CPO基準価格は9月1日~15日の1tあたり929.66ドルに比べて83.34ドル(8.96%)下落した。
この決定は、9月16日~30日の輸出税およびパーム農園基金管理庁(PFMA)課税についてのCPO基準価格に関する商業大臣の決定No.1340/2022に記載されている。
ベリ・アングリホノ・インドネシア商業省対外貿易担当総局長は9月15日、「現在、CPOの基準価格は下がっていますが、1tあたり680ドルの水準にはほど遠いものです。そのため、インドネシア政府は9月16~30日に輸出されるCPOに対する輸出税を1tあたり52ドルに設定します」と発表した。
9月16日~30日のCPO輸出税は、財務大臣規則No.123/PMK.010/2022の添付資料C、第5列に定められた52ドルから設定されている。CPO輸出税は9月1日~15日の期間に比べて下がっている。
「CPO基準価格が下落したのは、いくつかの要因があります。とくに大豆油などほかの植物油の価格が下落したこと、CPOの在庫が豊富にあること、リンギットの対ドル為替レートが下落したことなどです」(ベリ・アングリホノ対外貿易担当総局長)。
出典:InfoSAWIT ENGLISH 9月18日