パーム油入札価格が前日比123ルピア下落
オークションで粗パーム油(CPO)を販売するPT. Kharisma Pemasaran Bersama Nusantara(KPBN)の情報によると、インドネシアのベラワンとドゥマイでは、CPO入札価格が11,520ルピア、テルク・バユールでは、CPO入札価格が11,400ルピア(WD)、最高入札価格が11,300ルピアとなった。タランドゥクでは、CPO入札価格が11,300ルピア(WD)、最高入札価格が11,230ルピアとなった(以上、1kg当たり)。
ロイターによると、CPO価格が下落したのは、マレーシア証券取引所デリバティブ部門において、CPO価格が世界的に下落したのと同じ傾向だという。マレーシア証券取引所デリバティブ部門では、11月に納品されるパーム油先物・FCPOc3は、8月25日の初期段階で前日比1.28%下落して1tあたり4,253リンギット(949.33ドル)となった。
ズルキフリ・ハサン・インドネシア商業大臣は8月24日、インドネシア政府が輸出時のパーム農園基金の課税の一時的な停止を10月31日まで延長することを計画していると語った。この政策により、輸出が拡大し、パーム油の原料となるアブラヤシの実(FFB)の農家からの買い取り価格がより高価になることが期待されている。
Jaringan Petani Sawit Nasional(JPSN)の情報によると、パーム油の原料となるアブラヤシの実(FFB)の小規模農家からの買い取り価格は上昇し、一部の地域では1kg当たり2,000ルピアを超えているが、ほとんどはまだ1kg当たり2,000ルピアを下回っている、
KPBNの情報によると、8月25日のCPO入札価格は以下の通り。1kg当たりの入札価格であり、付加価値税を除く。
粗パーム油(CPO)入札価格
ベラワンとドゥマイ:11,520ルピア-PHPO、PAA、IMT
テルク・バユール:11,400ルピア(WD)、最高入札価格11,300ルピア-WNI
タランドゥク:11,400ルピア(WD)、最高入札価格11,230ルピア-SAP
パーム核油(CPKO)入札価格
ランプン: 12,841ルピア(WD)、最高入札価格8,225ルピア-SIP
出典:InfoSAWIT ENGLISH 8月26日付