マレーシア証券取引所デリバティブ部門では、8月22日の粗パーム油(CPO)の価格は、この日、他の植物油価格が上昇したことに続いて、2回目のセッションまで上昇が続いた。
パーム油CPO先物価格が上昇傾向
マレーシア証券取引所デリバティブ部門では、11月に納品されるパーム油先物・FCPOc3は、8月22日の初期段階のセッションで3.79%上昇し、1tあたり4,248リンギット(947.37ドル)になった。
ロイターによると、大連商品取引所の大豆油・DBYv1は2.10%上昇し、パーム油・DCPv1は3.43%上昇した。シカゴ商品取引所の大豆油・BOc2は0.41%上昇した。粗パーム油(CPO)価格は、世界の植物油市場でシェアを争うため、他の植物油の価格から影響を受ける。
8月1~20日のマレーシアからのパーム油製品の輸出量は、貨物調査会社・Intertek Testing Servicesの8月20日の報告によると、前月同期比9.1%増の728,165tになった。一方、貨物調査会社・Am Spec Agri Malaysiaは、同3.8%減になったと報告した。
ロイターのテクニカルアナリスト、ワン・タオ氏は、CPO価格は1tあたり4,269リンギットにとどまる可能性があると指摘した。
出典:InfoSAWIT ENGLISH 8月23日付