ズルキフリ・ハサン・インドネシア商業大臣は、7月にインドネシアの貿易収支が42億3,000万ドルの黒字に達したと語った。2020年5月以来の継続的な黒字であり、経済発展が続いている。
ズルキフリ・ハサン・インドネシア商業大臣は、「7月のインドネシアの貿易黒字は42億3,000万ドルに達しました。非石油・ガスは73億1,000万ドルの黒字となり、石油・ガスは約30億8,000万ドルの赤字となりました。過去26カ月間にわたり貿易黒字が続いています」と発表した。1~7月の累計では、291億7,000万ドルの貿易黒字に達したという。非石油・ガスは439億3,000万ドルの黒字となったが、石油・ガスは147億6,000万ドルの赤字になった。
7月に、インドネシアの非石油・ガスにおいて、最大の黒字に貢献した貿易相手国はインドであり、インドネシアにもたらした貿易黒字は14億4,000万ドルとなった。続いて貢献したのは米国、フィリピン、日本、台湾となり、この3カ国合計で38億4,000万ドルの貿易黒字となった。一方、最も貿易赤字となった国は、中国、シンガポール、オーストラリアで、この3カ国合計で21億4,000万ドルの貿易赤字となった。
ズルキフリ・ハサン大臣は、世界情勢について、インドネシアが知っておくべきことがあると強調した。「貿易収支は黒字となりましたが、中国と台湾は産業におけるインドネシアの主要なパートナーであるため、中国と台湾の2国間の緊張に注意する必要があります」(ズルキフリ・ハサン大臣)。
出典:InfoSAWIT ENGLISH 8月19日付