インドネシア政府は、パーム油農園基金管理局(PFMA)が管理する粗パーム油(CPO)のパーム農園基金の徴収を、これまでの1tあたり375ドルから最大で200ドルに引き下げ、CPO輸出税(OF)をこれまでの1tあたり200ドルから最高で288ドルに引き上げることを決定した。
インドネシア政府は、パーム油農園基金管理局(PFMA)が管理する粗パーム油(CPO)のパーム農園基金の徴収を、これまでの1tあたり375ドルから最大で200ドルに調整するという結論を出した。この計画は、Musdhalifah Machmud経済担当調整省食品・農業調整次官によって、6月5日のオンライン記者会見で伝えられた。
一方、ムハマド・ルトフィ商業大臣は、インドネシア国会第4委員会の国会議員と会談した後、パーム農園基金の徴収は最も高額なもので1tあたり200ドルになると話した。
ムハマド・ルトフィ商業大臣は、CPO輸出税(OF)は、これまでの1tあたり200ドルから最高で288ドルに引き上げると発表した。CPO輸出税とパーム農園基金の徴収の合計は、1tあたり575ドルから488ドルになる。CNNによると、ムハマド・ルトフィ商業大臣は「この変更を行うことは決定しており、CPO輸出税とパーム農園基金の徴収が安くなります」と話したという。
多くのCPO生産者はCPO在庫が豊富にあり、小規模農家から輸出されるパーム油の原料となるアブラヤシの実の価格が下がっているため、CPO輸出税とパーム農園基金の徴収が安くなり、CPOの輸出が増えることが期待されている。
出典:InfoSAWIT ENGLISH 6月9日付