西カリマンタン州では、西カリマンタン州農業畜産部の決定に基づいて、5月下旬に粗パーム油(CPO)の価格が下落した。インドネシアのジョコ・ウィドド大統領がCPOの輸出禁止を取り消してから、輸出が困難であることが原因となり、CPO価格が大幅に下がった可能性がある。

 インドネシアパーム油協会(IPOA)西カリマンタンにより、西カリマンタン州農業畜産部の決定に基づいて、粗パーム油(CPO)の価格が下落したという投稿がなされた。3月下旬のCPO価格は最高値となる1kg当たり17,049.44ルピアを記録したが、5月下旬は同12,727.15ルピアまで下がった。

 インドネシアのジョコ・ウィドド大統領がCPOの輸出禁止を取り消してから、輸出が困難であることが原因となり、CPO価格が大幅に下がった可能性がある。3月下旬のパーム核油(PKO)価格は1kg当たり13,590.95ルピアだったが、5月下旬は同8,532.35ルピアまで下がった。

 CPOとPKOの販売価格が下落したのは、K指数92,87℅に基づいている。西カリマンタン州農業畜産部では、西カリマンタン州にある複数の業界関係者の合意に基づいて価格が決定される。

出典:InfoSAWIT ENGLISH 6月2日