インドネシア政府は、3月に輸出する粗パーム油(CPO)の輸出税を決定するCPO基準価格が1,432.24ドル(前月比+117.46ドル)であり、3月に輸出されるCPOの輸出税が前月と同じ1tあたり200ドルになることを発表した。
インドネシアの3月の粗パーム油(CPO)輸出税を決定するためのCPO基準価格は、前月比117.46ドル増(8.93%増)の1,432.24ドルとなる。
Indrasari Wisnu Wardhana商業省長官は、「CPO基準価格は基準値となる1tあたり750ドルを越えているため、インドネシア政府は3月に輸出するCPOの輸出税を1tあたり200ドル(前月比±0)に設定します」と発表した。この規制は、輸出税の対象となる農林産物の輸出基準価格の規定に関する財務大臣規制No.1 / PMK.010 / 2022の添付IC、第12列に記載されている。
Indrasari商業省長官は、「CPO基準価格は、インドネシアでの豪雨によりCPO供給量が減少し、コロナ禍でマレーシアのパーム油農園において労働者数が減少していること、ロシアとウクライナの政治的な緊張が高まっていることなどの影響を受けて上昇しています」と話した。
一方、インドネシアにおけるCPOとその派生製品の輸出を規制する国内市場(供給)義務化政策も、「パーム油の輸出制限」と見なされている。この政策を受けて、インド政府はCPO輸入税を7.5%から5%に引き下げた。
出典:InfoSAWIT 3月1日付
編集部注記:パーム油プランテーション基金管理庁(PFMA)が管理している3月のパーム農園基金の徴収は、1tあたり175ドル(前月比±0)となっている。