サウィット・スンバーマス・サラナ(SSMS)が10月3日に発表した2021年上半期(6月30日期)決算によると、営業収益2兆3,400億ルピア(前年同期比32.09%増)、粗利益1兆100億ルピア(同25.87%増)、営業利益6,791億2,000万ルピア(同73.05%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益6,963億3,000万ルピア(同592.11%増)となった。
SSMSの金融収入は4,399億3,000万ルピア(同207.77%増)となったため、税引前当期純利益は8,390億4,000万ルピア(275.59%増)となった。SSMSの総資産は、13兆2,400億ルピア(同3.79%増)。
上半期の営業活動から得られたSSMSの純財政状態は、同2,481億3,000万ルピア増の5,339億7,000万ルピアとなった。SSMSは、企業の総資本支出予算である5,500億ルピアの55%に相当する3,025億ルピアの資本支出を実現した。
設備投資費は、まずプランテーションのインフラを開発したり、維持したりするために使われる。次に、パーム油工場の生産規模に合わせてアブラヤシ果実(FFB)を最大限に供給できるよう、アブラヤシ果実の質を高め、豊富に生産できるようプランテーション管理を効果化する重機の購入に使われる。
今年の下半期には、事業の成長に向けて事業開発を支援するための設備投資を行う予定だ。この事業開発には、中央カリマンタン州でアブラヤシ農園の面積を拡大する計画が含まれる。
同社秘書のスワスティ氏は、「同社の主要なプランテーションの総面積は6万8,880haに達しました」と述べた。SSMSは事業開発の機運と利益があれば、プランテーションの所有面積を広げることを目指す。スワスティ氏は「新規パーム農園開発に対して、森林からの転換に関する政府の許可が一時停止であることを前提として、SSMSは、持続可能性に関するSSMSの原則に沿う方法でプランテーションの土地を新たに取得し、プランテーションを拡大することを進めます」と言った。
SSMSは、21年第2四半期のCPO生産は前年同期比で約7%増加すると予測している。 スワスティ氏は「SSMSは昨年、4億4,818万500tのCPO生産を実現しましたが、今年は約5億1,500万トンを目標として、CPO生産量を増やすよう努力を続けています」と述べた。
出典:infoSAWAT