インドネシアでは、パーム油の原料となるアブラヤシの実(FFB)の価格が1kg当たり2,000/kgルピアを下回っており、FFB価格を引き上げることが課題となっている。

 ズルキフリ・ハサン・インドネシア商業大臣は、ジャンビ州の多くの小規模農家を訪問した。パーム油の原料となるアブラヤシの実(FFB)の価格が1kg当たり2,000/kgルピアを下回っており、8月末までにFFB価格を引き上げるために商業省が取り組むことなど、多くのことを提案した。ズルキフリ・ハサン大臣は、公聴会で正常な状態に戻るには時間がかかることを強調した。

 ズルキフリ・ハサン大臣は8月2日、「インドネシア政府、パーム油業界、小規模農家、国民は、切り離すことができない存在であり、お互いに補完し合うことができれば、インドネシアは世界の粗パーム油(CPO)価格と供給をコントロールする生産国になるでしょう」と発言しました。

 ズルキフリ・ハサン大臣はジャンビ州のPT. Kurnia Tunggal Nugrahaを訪れ、食用パーム油の供給を確認しました。「PT. Kurnia Tunggal Nugrahaでは、ジャンビ州の需要に十分に見合う量の備蓄があります。食用パーム油の価格は1lあたり約13,000~16,000ルピアで管理されています。あまり知られていないブランドのパッケージ化された食用パーム油は1lあたり16,000~17,000ルピアで販売されています。通常のバルク食用パーム油は1lあたり13,000~13,500ルピアで販売されるよう管理されています」(ズルキフリ・ハサン大臣)。

出典:InfoSAWIT ENGLISH 8月5日付