マレーシアでは、プランテーションの労働者が約7万5,000人不足している。コロナ禍で2020年3月18日から外国人の採用が停止しているため、パーム収穫量が外国人の採用停止前に比べて20%減少している。
マレーシアのKenanga ResearchのアナリストであるAdrian Kokは、マレーシアのプランテーションで収穫を行う労働者不足が、以前の4万人から約7万5,000人に悪化していることは良くないと話した。外国人労働者の採用が2020年3月18日にコロナ禍で停止して以来、パームの収穫量が停止する前に比べて20%減少した。
Kokは情報会社『The Edge』のデータから、毎月平均2,000人ずつ労働者不足が増加する可能性があると予測した。多くの企業が地元の人を採用しているが、そのうちの60%は1年経つと離職している。
シンガポールのユナイテッド・オーバーシーズ銀行(UOB)調査分析専門家であるKay Hian Leow、Huey Chuen、Jacquelyn Yowは、地元の人々がプランテーション部門で働くよう企業が取り組んでいることは、4D(汚い、難しい、危険、屈辱的)といわれている業界では、ほとんど成功していないことを明らかにした。5社の調査によると、2020年に採用された2,433人のうち58%が辞職しているという。
出典:InfoSAWIT 1月10日付