日本向けのパーム椰子殻(PKS)商談会が、インドネシア商業省、駐日インドネシア共和国大使館、インドネシア工業省、在大阪インドネシア貿易促進センター、インドネシアPKS協会の協力により、9月26日に開催された。商談会には、阪和興業、岩谷産業(株)、物産住商カーボンエナジー(株)(マイセック)などの日系企業が参加した。

PKSなどのバイオマス燃料の輸出を促進

 Dikki Akhmar・インドネシアPKS協会(APCASI)会長は、インドネシアのパーム椰子殻(PKS)の輸出品としての可能性は非常に大きいと語った。インドネシア政府は、党派的な規制と政策を公表することで、自国のPKSの競争力を他国よりも高めるために最善を尽くしている。

 Dikki Akhmar会長は「PKSだけでなく、日本のバイオマス業界でよく知られるパーム椰子空果房(EFB ※)など、いくつかほかのパーム油派生品に関しても、バイオマス燃料として投資や取引を行う機会となります」と発表した。

 ディッキー・ファラビ・在大阪インドネシア貿易促進センター(ITPC)所長は、阪和興業(株)などの日本の業界関係者もインドネシアと日本の商談会において肯定的な反応を示したと語った。「商談会に参加した日本の業界関係者は、インドネシアのPKSの状態や技術の進歩、日本に供給できるほかのバイオマス燃料の可能性について高く評価し、理解を深めました」(ディッキー・ファラビ所長)。

 インドネシア商業省とインドネシアPKS協会は、インドネシアのPKS企業6社と商談を行い、取引に関する契約を結んだ。これは、同日に開催された「インドネシアPKS商談会」にて、行われた。

 今回の日本向けの商談会は、インドネシア商業省、駐日インドネシア共和国大使館、インドネシア工業省、在大阪インドネシア貿易促進センター、インドネシアPKS協会の協力により、開催された。今回の商談会には(インドネシアから)約40名が出席し、阪和興業、岩谷産業(株)、物産住商カーボンエナジー(株)(マイセック)などの日系企業が参加した。

出典:InfoSAWIT ENGLISH 10月2日